ハローワーク募集のコツは事業所登録の裏技で優秀な人材が集まる

ハローワーク募集のコツは事業所登録の裏技で優秀な人材が集まる

人手不足のなか求人広告に経費がかかって困っていませんか?
一回の求人広告で思い通りの応募者が来てくれなければ、求人広告を繰り返し出すたびに経費がかかってしまいます。しかも、お金をかけたからといって応募者が確保できる保証はありません。

そんな時代だからこそ、ハローワークの無料求人広告を利用して人材を集めるテクニックがあると、競争力が増してライバルとの差をつけて事業拡大していくことができますね。

目次

  1. 採用者から聞くハローワークからの応募者の能力!意外な真実
  2. 優秀な人材を集めるための秘訣
  3. ハローワークを利用しての求人・メリット/デメリット
  4. 求人の手順
  5. 事業所登録シートの書き方について

1.採用者から聞くハローワークからの応募者の能力!意外な真実

求人を出される企業やお店の人にとって、経営者も担当者も「ハローワークは昔に求人を出したけれど・・・」と過去の期待はずれだった印象をお持ちの方が多くいらっしゃいます。中には「ハローワークは無料だから」と有料の求人広告でなければ優秀な人材が集まらないと先入観をお持ちの方もいらっしゃいます。

しかし一方では、「いまでは、ハローワーク以外の求人広告は利用しない」といった企業様もあります。

その企業様は過去に、会社が成長し人手が足りなくなったときに様々な有料求人広告を利用されたそうです。ずいぶんと広告費用もかかったそうです。その結果は、応募者はあるものの、将来のお給料に対する期待が高かったり、仕事を通してのスキル習得への期待が高かったりと、自社にマッチした人材との出会いが無かったそうです。(成長段階の企業様にとっては、目の前の人手不足を解決することが優先されることもあり、採用の段階で将来を保証することはなかなか難しいことでもあります。)

そんな経験を通して工夫されたのが、求人広告における事業所の紹介や仕事の説明の書き方についてでした。紹介文に何度も手を加えていくと、自社に合った人材が集まるようになり、今では良きスタッフが集まり社内環境もとても良い状態に保っています。(有料広告では原稿確定の締切日があり、応募者が来るか来ないか一か八かの広告となりますが、ハローワークは出稿後にも紹介文を何度も書き換えができるのが良いところです。)

そのような経験を通して、求人広告は有料や無料に関わらず、どの広告に出稿するかではなく、どのような会社説明の広告にするかが重要だということを意識されるようになりました。

現在ではハローワークでの求人もインターネットで閲覧できることから、求職者の目に触れる機会が増えています。そのため昔以上に求人情報を目にしている人材の幅が広がったと言えます。

実際に応募してくる人材の層も、さまざまな求人を見ているだけあって行動力がある人が多く、採用が決まってからも前向きな行動に感心させられます。事業所紹介に力を入れておられる企業様は、前向きな人材を獲得し、その結果として優秀な人材に恵まれたというのが実態です。

2.優秀な人材を集めるための秘訣

この答えは事業所紹介になります。即戦力の人材を採用できたに越したことはありませんが、事業主としては未経験者を受け入れていかなければならないこともあります。即戦力であっても未経験者であっても、採用する側にとっては一日も早く戦力になって助けてもらいたいわけです。

そのような状態を踏まえますと、どのような人材を獲得していくのが得策なのかは、掘り下げていくと前向きな心構えを持つ人となってきます。経験者で実力があっても消極的で意欲がなければ実務には適しませんし、同じ環境で働く周りの人達への影響も見過ごせなくなります。

では、期待したい前向きな人材とは、偶然の出会いによるものなのでしょうか?実は偶然ではなく、多くの応募者の声を聞いていますと「事業所紹介や仕事紹介に魅力を感じました!」という声がとても多く聞かれます。

このように事業所紹介や仕事内容の説明は、応募者のヤル気に火をつける役割になっていることが想像できると思います。

求人で優秀な人材を獲得できない場合には、まずは事業所登録シートに書いた内容を見直してみることです。人材が集まる理由は、大企業だから、給料が高いからという理由だけではないのが実情です。

3.ハローワークを利用しての求人・メリット/デメリット

デメリットは無いと言いたいところですが、実際にハローワークを繰り返し利用していて実感するメリット/デメリットを紹介します。

メリット

  • 無料なのでコストがかからない。
  • 求人広告の掲載期間が3ヶ月と長い。
  • 出稿後も事業所紹介や仕事内容の説明の書き直しができる。
  • 地域限定ではないため全国に向けて求人ができる。
  • 国が運営する機関なので出稿時に労働条件がチェックされ、至らない部分が学べる。
  • 助成金を申請する際に活用するのがハローワーク経由での採用。
  • インターネット検索に対応している。

デメリット

  • 求人票のポイントを教えてもらえない。
  • ハローワークに掲載されると同時に、派遣会社や有料求人広告会社から営業の電話がかかってきて手を取られる。(これは有料広告を出したときでも同じことが言えますので、ハローワークならではのデメリットではありません。)

4.求人の手順

やってみると意外に簡単です。登録しなければならない情報が大きく分けて2つです。1つのAは、事業所紹介といって会社やお店の情報を事業所登録シートに記入して提出します。もう1つのBは、求人したい職種についての情報を提出するものです。もし求人したい職種が2種類以上の場合には、Bをその職種分だけ記入して提出をします。

営業と事務の2つの職種を募集したければ、Aが1つとBが2つということになります。Bは無制限ですが、あまり細かくしてしまうと応募者の検索にヒットしなくなるため大きな分類で決めて、業務内容をしっかり書き込むことをオススメします。

5.事業所登録シートの書き方について

事業所登録シートは記入例を確認することができます。
(ハローワーク公式サイトより:事業所登録シート記入例

事業所登録シート記入例表

事業所登録シート記入例裏

事業所登録シートの書き方が優秀な人材を集めるための重要なポイントです。

多くの事業者は我流で書いておられますが、当事務所では求人広告作成マスターテンプレートを使用して書き起こしていかれることをオススメしております。

求人広告マスターテンプレートの利用をオススメしている理由は、他の求人と差別化するためです。

ハローワークの求人情報の場合は、ロゴマークや写真掲載などのアレンジがなく、アピールできる枠が限られているため、多くの企業ではその差別化ができないために人材の応募がありません。

このようにして差別化ができない企業の中に、応募者に向けた独自性を伝えられたらいかがでしょうか?ハローワーク市場の良い人材を獲得してくことができます。

そのために当事務所では、ハローワーク求人の経験を活かしたノウハウをマニュアルにしており、ご縁のあった企業様が優秀な人材を獲得できるように誰でもが使えるマスターテンプレートにして提供しています。

詳細は無料求人広告で必要な人材が集まる求人広告作成セミナーを参照ください。

社会保険労務士がお伝えする求人広告作成セミナー

2018-04-10T10:35:35+00:00